東京駅周辺のおすすめ暇つぶしスポット3選をご紹介します。
新幹線の時間まで空き時間があるときなどに、ぜひ足を運んでみてください。
無料の展望デッキや、秘密の中庭でのリラックス、レトロな喫茶店のフォトジェニックなスイーツをご紹介します。
【暇つぶし時間:30分】無料がうれしい!丸ビルで東京ビューを楽しむ
まずは、東京駅の目の前にそびえる「丸ビル」のおすすめスポットをご紹介します。
東京駅を背にして目の前のベージュ色の建物が「丸の内ビルディング」通称「丸ビル」です。
右手の黒っぽいビルは「新丸ビル」です。お間違いないように。
丸ビルには2つの「東京ビュースポット」があります。
まずは、35階から東京の街を眺めに行きましょう。
丸ビルはまさに東京駅の目の前。
正面玄関から入ったら右手にあるエレベーターに向かいます。
こちらの扉の向こうにエレベーターホールがあります。
オープンスペースになっていてソファーも設置してあるので、ゆっくりゆったりできます。
「丸の内2nd側」が東京ビュースポットです。
35・36階はレストランフロアなのでお腹を満たすにもぴったりです。
ちょっとお天気が良くなかったからまた来ようっと。
虎ノ門方面には皇居のお堀周辺の緑と東京タワーを含む高層ビル群。
そして、有楽町方面には遠くにレインボーブリッジも見えます。
空気が澄んだ日には富士山も見えるということです。
冬の晴れた日には見えるかもしれませんね。
次は5階に向かいます。
何が見えるんでしょう?
東京駅がまるッと見渡せる絶好のロケーション。
夜は夜景も綺麗そうです。
撮影スポットとして東京観光の締めくくりにもってこい!
建築物としても惚れ惚れする美しさの「東京駅」
どんな歴史があるのでしょうか?
【東京駅の歴史】
東京駅丸の内駅舎は1914年(大正3年)開業。
建築家 辰野金吾によってデザインされた赤レンガのモダンな建築は「辰野式フリー・クラシック」と呼ばれ、華やかな西洋建築が印象的です。
現在の駅舎は3代目。2007年から5年の歳月をかけて2012年に修復工事が完了しました。
取り壊し・建替えの計画が1970年代からたびたび持ち上がり、その度に高層化への反対運動が起こり、結果、現在の3代目の姿で甦ったということ。
【辰野金吾について】
東京駅舎の他にも「日本銀行」も辰野の建築です。
上から見ると「円」になっていることで有名ですが、建築当時は「圓」の字が使われていたので偶然のことだとか。
他にも岩手銀行、あまみ温泉の南天苑、西日本工業倶楽部会館など、素晴らしい建築を数多く手がけています。
日本は古いものを残すより新しいものに替えてしまうことが多い中、かつての姿を残してくれたことは嬉しいですね。
撮影スポットとして最適な割にだれもいない超穴場です!
「丸ビル」はショッピングからグルメまで揃った施設なので、ちょっとした暇つぶしはもちろん、新幹線のなかで楽しめるグルメの買い出しなどにとても便利です。
【暇つぶし時間:40分】路地を抜けるとそこには… 秘密の中庭・丸の内ブリックスクエア
東京駅から歩いて3〜4分の場所にある「丸の内ブリックスクエア」
路地を入ると秘密の中庭のような空間が広がる癒しスポット。
東京散策中にひと休みしたいスポットとして、私のおすすめNo. 1です。
周りを建物で囲まれているので、目にも耳にも落ち着くヨーロッパの中庭のような場所。
「三菱一号館美術館」の裏口にも当たるロケーションなので、時間がある場合は美術館に立ち寄るのもおすすめ。
※2024年秋まで長期休館中。11月23日から『不在』―ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック展で再開予定です。
丸の内ブリックスクエアの地下1階には、スターバックスやローソンもあるのでテイクアウトして中庭のベンチで一息ついてもよし、お財布がリッチな時は中庭に面した「MARUGO」に立ち寄るのもおすすめ。
ランチなら2,000円で素敵なランチタイムを楽しめます。
甘いものでひと休みしたいなら、ここに立ち寄るのがおすすめ。
フランス産伝統発酵バター「エシレ」の初の路面店。
エシレを使った焼き菓子やクロワッサンを買って中庭の薔薇を見ながらひと休み。
そんな贅沢な時間を気軽に味わえるのも、この場所の魅力です。
右手にあるのが「MARUGO」
「エシレ」は奥に進んだ左手にあります。
腰掛けられる場所がたくさんありますので、好きな場所を見つけてリラックスできます。
私のこだわりは…この一番細い路地を通ることなんです。
ここを通ると「秘密の中庭感」がより一層強く感じられます。
ロンドンのニールズヤードに似ててテンションが上がるのです!
ちなみにここがロンドンのニールズヤード。
有名な「ニールズヤード レメディーズ」発祥の地で、写真にも写っていますが本店がここにあります。
気軽に海外気分が味わえる「丸ノ内ブリックスクエア」は、わざわざ時間を作ってでも訪れる価値のあるスポットです。
【暇つぶし時間:50分】レトロな喫茶店で味わうフォトジェニックなスイーツ 珈琲館 紅鹿舎
最先端のおしゃれカフェもいいですが、昔ながらの喫茶店は50代には懐かしくてホッと落ち着ける場所。
そんな喫茶店がこちら「珈琲館 紅鹿舎」(べにしかしゃ)です。
創業は1957年。
そろそろ70年を迎えようとする老舗の喫茶店です。
※撮影許可済み
看板にもある通りこちらのお店は「元祖ピザトースト」のお店。
もちろんピザトーストも絶品なのですが、今回はスイーツを紹介します。
これが実はスゴイんです…!!
ベイクドパイです。
チョコバナナやブルーベリー、アプリコットなど季節限定メニューを含めると9種類ものラインナップ。
今回は「ストロベリーパイ」を選んでみました。
どうですか!このボリュームと盛り付けの美しさ。
いちごは新鮮、クリームは甘さ控えめの上品な甘さ。
とろける美味しさです。
ドリンクとセットで1,600円。
ちょっと値は張りますが納得の味とボリュームです。
アイスコーヒーも絶品。
ふだんは紅茶派の私もここではコーヒーをいただきます。
クリームの下にはバニラアイスがかくれています。
冷たいアイスがアクセントになってて美味しい!
店員さんにうかがったところ、ボリュームたっぷりなパイはシェアして食べるお客さんも多いそうです。
木の梁が歴史を感じさせる店内。
レトロなインテリアやテーブルファシリティは見ているだけで癒されます。
11時から14時まではランチもやっていて、元祖ピザトーストはセットで1,300円。
サラダ・玉子・バナナ・ドリンクが付く充実のセットです。
店内奥には喫煙席もあるので、タバコを吸う人にはうれしい喫茶店です。
また、お会計は「現金のみ」となりますのでご注意を。
いかがでしたか?どの場所も最高の暇つぶしができるスポットです。
東京観光の締めくくりぜひ訪れてみてくださいね!