ひとり旅専用?「癒しのぼっちチェア」がある京都水族館を知る旅

国内を知る旅

じつは今回の旅で利用した 「ずらし旅 選べる体験」 の中にも、京都水族館があったのですが悩んだ末、仏像&スイーツにしました。
でも結局来ちゃった。
動物は私にとって最高の癒しなので、やっぱり外せなかった。

京都水族館は京都駅からもほど近いロケーション。
梅小路公園の中にあり緑に囲まれた場所にあります。


入口からすでに漂うマイナスイオン感。

ではさっそく行ってみましょう~♪

まず出迎えてくれるのは あの天然記念物


入場してすぐにお目にかかれるのがオオサンショウウオたちです。

「なんてつぶらなお目目なのぉ~。」
「3000年前から変わらぬつぶらなお目目で何を見てきたの?」
「天然記念物だなんてすごいね!」
「ところでなんでみんなで重なってんの?重くない?」
「なんで水槽広いのにすみっコに集まってんの?流行りなの?

…うるさい。我ながら心の声がうるさい。

私も水を得た魚のように急に元気になりました!

ここ京都水族館はオオサンショウウオの保護に取り組んでいて生息調査への参加や、在来種と外来種の交雑問題を発信する啓発活動もおこなっています。
京都水族館は国の天然記念物であるオオサンショウウオの在来種の保護という重要な活動を担ってくれているのです

「ぷかぁ~・・・」に癒されたいあなたへ


続いてオットセイ・アザラシゾーンへ。

もう、私の癒されメーターが振り切れそうです。

ぷかぁ~と浮かんで、鼻をひくひくさせて
可愛いにもほどがあります。
アザラシのヒカルちゃん、まったく、けしからん可愛さです。


メインステージでは14:15からの「ごはんタイム」
オットセイたちの健康チェックも兼ねたショウタイムです。

活き活きとツヤツヤとしたオットセイを見ると、水族館で楽しく暮らしているのがわかります。

さぁ、この次に待つのが究極の癒しゾーンです。

究極の”癒し”がここにある「癒しのぼっちチェア」


「京の海ゾーン」
ここは”癒し”をテーマにつくられたゾーンなのだと思える設備がそこかしこに。

その名の通り、海の中にいるような静かで暗い空間は身も心も鎮静させてくれます。

もちろん海の生きものたちの癒しパワーも享受できます。
ありがたや~。


巨大水槽の向かいの壁側にはさらに海の底感に没入できるオブジェが。
ここにもたれたり、座ったりしてボーっとしてたら日々の疲れやストレスが消えていきました。

あえて照明を暗く設定しているところにも、リラックスしてほしいという京都水族館の演出を感じます。

あまりの海底没入感に自分はえら呼吸をしているんじゃないかと錯覚するほどです。


そして2階にはなんと、こんな素敵な「癒しのぼっちチェア」が。

ひとり旅で誰にも気を使わないとはいっても、殻に閉じこもるように さらにひとりになりたい瞬間もあるのです。
こんなにひとり旅にもってこいの場所はないと思います。

激しくおすすめです。

もちろん二人用チェアもありますので、カップルの方はそちらへどうぞー。


「癒しのぼっちチェア」から眺める巨大水槽。

「まだここにいるのぉ~??」

といわれているよう。

はい。次行きますよ。
癒してくれてありがとね。

パワーチャージ完了!つづいてのゾーンはなんだろな♪

「推し」が見つかる♡キャラクター豊富なペンギンゾーン

2階フロアを進んでいくと現れるのが 水族館のアイドル、ペンギンゾーンです。
ここでは陸上でのペンギンの行動を見ることができます。

京都水族館にいるペンギンは「ケープペンギン」という種類です。
ペンギンって種類によって個体の大きさがこんなに違うって知っていましたか?

皇帝ペンギン、でかっ!
さすがは「皇帝」と名の付くだけあります。
皇帝ペンギンは世界で一番大きいペンギン種で、南極大陸の寒い地域に生息しています。
一方、ケープペンギンの「ケープ」は南アフリカのケープタウンが由来で、暖かい地域に生息しています。
ペンギンって寒い地域にいるイメージでしたが温かい場所で暮らす種類もいるんですね。

ごはんタイムを見ていたら、ちょっとぼんやりさんのペンギンが目に留まりました。
飼育員さんが魚を口元に持っていっているのに、なかなか飲み込めない。
それを他のペンギンがグイグイ寄ってきて奪い取ろうとする。

「ほら、がんばって!」
「うしろ!うしろ!取られちゃうよ!」
「よし!食べられた!」

おっとりした雰囲気と一生懸命な姿にキュン♡として、すっかりその子から目が離せなくなってしまいました。


そして私の推しとなった「推しペンギン」
うしわかくんです。

2023年12月生まれだそうです。
こどもだからか、集団には入れずにずっとひとりで端っこにいる。
なんだか見ていると切なくなって応援したくなる。

がんばれー!う・し・わ・か ~!!


きゃー、目があったわー!! 😍

「推し」がいるって、こんな感覚なのね。
すっかり忘れていた気がする。
まさかこんな簡単に「推し」が誕生するとは思っていませんでした。
所要時間わずか5分。(チョロい)

きゃわいぃぃぃ。

ちなみに京都水族館のペンギンたちは京都の通りの名前がつけられているそうです。

かならずまた会いにくるね、うしわか♡

ペンギンはその恋愛模様や性格が多様で、相関図を見ているだけでも楽しいです。
相関関係を知ってから見に行くと、さらに楽しそうですね。

#いろいろあるよいきものだもの 京都ペンギン相関図」

脳も心臓も目もない生き物

ペンギンゾーンを抜けると「クラゲワンダー」という、一面のクラゲだらけの世界に突入します。

ドーム状の水槽にたゆたう多数のクラゲ。
グラデーションで変わっていく照明。
浮遊感たっぷりのBGM。

クラゲを間近で見ていると、いきものの不思議を感じずにはいられません。
脳も心臓も目もないクラゲ。
どんな生態なのか、知的好奇心を刺激するいきものです。

クラゲってどんないきものなの?

【脳がない】
脳がない代わりに「散在神経」という神経が体中に通っていて、その神経が刺激を受けることで反射的に動いています。
「刺胞動物」という種類でイソギンチャクやヒトデと同じ種類です。

【心臓がない】
人間は心臓がポンプとなっていますが、クラゲはクラゲ自身がポンプとなっていて、「水管」という管が栄養を運ぶ役割をはたしています。

【目がない】
正確には目らしきものはあります。「眼点」というもので傘のふちにあるのですが、明るさを感じることができるだけで、ものを見るということはできません。


京都水族館では 「くらげと傘と風鈴と」というイベントを9月30日(月)まで開催。
クラゲづくしな和空間が広がる夏限定のイベントだそうです。

さらに進むと「イルカスタジアム」があります。


今回は時間切れでイルカショーは観られず…(泣)


背景に新幹線を眺める開放的なスタジアム。
ここで見るイルカショーはきっと最高だろうなぁ。

次回は絶対観るぞ。

「京都水族館」

【まとめ】京都水族館はこんなところ

・京都駅からのアクセスは徒歩で約15分。バスで約8分くらい。
・梅小路公園の敷地内にあり。公園内には梅小路蒸気機関車館などの施設も。
・入場料は大人2,400円。土日は日時指定の入場券が必要。
・年間パスポートは5,300円。当日券の差額で購入も可能。
・天然記念物のオオサンショウウオの飼育だけでなく在来種の保護にも精力的に活動している。
・京の海ゾーンは癒しの空間。2階には「癒しのぼっちチェア」が存在している。
・ペンギンの相関図を見て観察するとさらに楽しい。「推し」が見つかるかも。
・クラゲの展示はヒーリングミュージックとともに耳も目も癒されるゾーン。
・京都ひとり旅にはかかせないスポット。

【チケット情報】
土・日曜、祝日は日時指定の入場券が必要です

ご希望の日時にスムーズに入場できるWEBチケットの事前購入をおすすめします(30日前から購入可能)。
当日現地でご購入の場合、長時間列にお並びいただいたり、ご希望の日時に入場できない可能性があります。

【年間パスポート】
年間パスポートは大人5,300円。
「やっぱり年パス欲しい!」ってなった場合は、当日券2,400円から差額をお支払いで年パス購入できるそうです。
2回以上行く場合は年間パスポートが断然お得ですね。

「癒しのぼっちチェア」これはぜひ体験してほしいです。
京都観光の疲れを落としてパワーをチャージできる貴重な場所です。

今回の旅で宿泊したホテル。
新しい設備とシャワーの勢いの良さはピカイチ!

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